静岡市議会 2010-06-01 平成22年6月定例会[資料]
平成22年7月6日 提出者 寺尾 昭 鈴木節子 内田隆典 山本明久 ──────────────────────────────────── 企業・団体献金の禁止を求める意見書 小沢一郎民主党前幹事長の土地購入資金事件、小林千代美民主党前衆議院議員の労組闇献金事件など、「政治とカネ」の問題が後を絶たず国民の不信を広げている。この根底に企業・団体献金がある。
平成22年7月6日 提出者 寺尾 昭 鈴木節子 内田隆典 山本明久 ──────────────────────────────────── 企業・団体献金の禁止を求める意見書 小沢一郎民主党前幹事長の土地購入資金事件、小林千代美民主党前衆議院議員の労組闇献金事件など、「政治とカネ」の問題が後を絶たず国民の不信を広げている。この根底に企業・団体献金がある。
この問題はゼネコン疑惑,大手ゼネコンの政治家への闇献金問題の中で巧妙な裏金作りの一つとして注目されてきたものです。公共事業は,市民,国民の納めた税金で行われています。そのお金が闇に消えていくことは断じて許されません。また建設業界で働く労働者から見れば,将来の退職金を失い,老後の生活の保障を奪うことになります。我が党が提案してきたように,本市の抜本的な指導,点検体制を確立すること。
これは消費税の引上げや加藤幹事長の闇献金疑惑などへの追及を逃れるためのまさしく党利党略,疑惑隠しの解散である。(発言する者あり)そもそも自,社,さきがけ政権は,たらい回しの野合であり,政権維持に汲々とし,日本の安全保障のあり方や行政改革,財政再建など国の存続にかかわる大事な問題をすべて先送りしてきた。かくして政治への国民的不信を増大させてまいりました。
ですから、先日発覚した中川大阪府知事の闇献金事件では、遂に中川知事は立候補できないという事態にまでなったのであります。 ところで、問題はこうした金権腐敗事件がなぜ続くのかという点です。それは主に2点であります。一つは、企業・団体献金が容認されているからであります。つまり、企業は本来利潤を追求する組織体であって、そこが政治にお金を出すということは、必ず見返りが求められることになります。
中川府知事の闇献金事件で、大阪地裁は2月13日、有罪判決を下しました。この事件は、知事側がゼネコンに献金を要請し、その見返りにゼネコン奉仕の事業を行っていたというもので、ゼネコンの金で府政が歪められたことを端的に示した事件であります。大阪市政もこれと同じであります。
闇献金,不正事件が暴露され,逮捕者が出たり特捜部の捜査を受けた大手ゼネコンが今も京都の地下鉄を掘り続けています。だから入札制度改善問題は,このような不正を今後絶対になくすことが基本に据えられていなければなりません。ところが今回提起された入札制度の検討報告は,その視点が極めて弱いと指摘せざるを得ません。
8月8日の朝日新聞によりますと、茨城県庁移転絡みで茨城県知事は、総合建設会社──ゼネコンですね──ハザマから1,000万円の賄賂を受け取ったとして収賄容疑で逮捕されているが、鹿島や清水建設など、ハザマ以外のゼネコン約10社からもそれぞれ1,000万円単位の闇献金を受けていることが同知事側の関係者の話で明らかになったと報道し、その関係者によると、闇献金したとされるのは、鹿島、清水建設を初め大成建設、大林組
企業献金は,リクルートや佐川のような闇献金だけが有害なのではないのであります。今,全国を不況が襲っている中で,政府の不況対策がなぜ銀行の救済にばかり血道を上げるのでしょうか。これに対する怒りが不況の被害を受けている多くの庶民の間に広がり,世界からも批判の声が上がっております。しかし,その秘密は9月10日に発表された自民党の政治資金の報告書,1991年度を見ればたちどころに明らかになります。
金丸氏への5億円闇献金は,90年総選挙に向けたリクルート事件がまさに政局のうち最大の焦点となっている最中に行われたものです。しかも,この黒い金は,金丸氏自身が,我が同志への陣中見舞いと述べたように,選挙資金としてばらまかれたものであります。これはこの問題が金丸氏個人の問題にとどまるものでなく,自民党の底知れない腐敗と深く結びついている点でも極めて重大であります。